「せいせっき(精F器)」は、1928(昭和3)年に生まれたアール・デコ。

精緻(せいち)で上品な雰囲気をもった焼き物という意味から名前が付けられた精F器。

焼き物の産地・美濃地方で、地元で採れながらも利用されていない粘土(黄土)を生かす

という現在のエコ(eco)の考えに繋がる、環境を考え創製された独創的な焼き物です。

当時は産業工芸(美的で工芸的な)品として位置づけられていましたから、昭和レトロな

器としておじいちゃん、おばあちゃんのいる家庭のどこかには眠っているかもしれません。

昭和の洋食器として一世を風靡しながら、生産工程の自動化や大量生産の流れには勝てず

生産されなくなりましたが、伝統工芸の精緻(せいち)な焼き物として、2000年に復活

されました。土もの(陶器)のようでありながら、磁器の美しさもあるせっき(F器)は、

その間にあって土ものの温かみと美しさを兼ね備えています。

精F器は、化粧掛と加飾、彩色、絵付けの技法の工程を経てようやくできあがります。

作家の熟練した技法による創造性が、精F器の素敵な味わいを日常食器に加えてくれます。

形が整ってからの化粧がけ、乾くまでの2〜3分の間に10種類の加飾技法を組み合わせ、

加飾を行う作業が、化粧土がもつ柔らかで流動感にあふれた雰囲気を出していますので、精

F器は、いまのライフスタイルのなかでも上質で豊かな生活の提案をしてくれています。


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